日本経済総予測2018
日本の経済構造は変わった
株価は3万円超えて上昇へ
<第1部 景気&マーケット>
12月11日、日経平均株価は約26年ぶりの水準となる2万2938円73銭をつけた。
トランプ米大統領がイスラエルの首都としてエルサレムを認めるとの方針が伝えられた同6日には2017年最大の下げ幅を記録したが、わずか3営業日で回復。この強固な株高の流れは18年も一段と加速するだろう。
私は、4月下旬から始まるゴールデンウイークを前に日経平均が3万円に到達し、年末までには3万2000円程度まで上昇すると考える。さらに20年の東京五輪までにTOPIX(東証株価指数)構成銘柄のEPS(1株当たり利益)は2倍になり、日経平均では4万円になると見込んでいる。