クリストファー・シムズ 米プリンストン大学教授インタビュー「政府債務、インフレで解消」明示を
「金融政策のみではインフレ率の長期的な変動をコントロールできない」とする「物価水準の財政理論(FTPL)」を主張するシムズ教授に、デフレ脱却のための処方箋を聞いた。 (聞き手=坂井隆之、小倉祥徳・毎日新聞経済部、稲留正英・編集部) ── 20年に及ぶ政府の財政支出と日銀の金融緩和にもかかわらず、日本はデフレから脱却できていない。 シムズ...
View Article特集:電池バブルがキター! 2017年2月14日号
◇リチウム電池が急拡大 ◇世界の車が電動化する 電池関連企業の業績が好調だ。日立化成は1月25日、2017年3月期連結の最終利益予想を395億円(前年同期比2・6%増)に上方修正した。従来予想は前年比9・1%減の350億円だったが、足元の好業績を反映して一転、増益となった。...
View Article経営者:編集長インタビュー 辻庸介 マネーフォワード社長
◇家計と企業のおカネをダイエット Interviewer 金山隆一(本誌編集長) ── 金融とIT(情報技術)の融合である「フィンテック」を使ったベンチャー企業として注目されています。現在の事業は。 辻 主に二つあります。一つは、個人がスマートフォンで使う自動家計簿・資産管理アプリ「マネーフォワード」で、登録ユーザー数は1月に450万人を超えました。...
View Article2017年2月14日号 購入案内
目次を見る 週刊エコノミスト2017年2月14日号 定価:620円 発売日:2017年2月6日 ◇ネット書店で雑誌を購入する // ◇電子版を購入する //
View ArticleFTPLで論争 説明できない日本のデフレ 増税延期でも物価上昇せず
米プリンストン大学のクリストファー・シムズ教授は2月1日、東京都内で講演し、財政政策でインフレを起こせるとの持論を展開した。ただ、続いて開かれた討論会では、日本の経済学者から「今の日本に当てはめるのには抵抗がある」など、疑問視する声も上がった。...
View Articleメールや電話を受けたくない 仏で始まった「つながらない権利」
Bloomberg 福田直子(ジャーナリスト) フランスで2017年1月、仕事時間以外に電子メールや電話の使用を従業員が拒否できる「つながらない権利」を定めた改正労働法が施行された。...
View Article目次:2017年2月21日号
2017中国ショック 18 激烈! 米中チキンレース 報復合戦の泥沼化リスク ■谷口 健/大堀 達也 21 激突! 米中リスクを読む 「共産党の臨界点は予測不可」 津上 俊哉 津上工作室代表 「習主席による軍掌握がカギ」 宮本 雄二 宮本アジア研究所代表 22 米中貿易戦争 供給網の寸断なら世界が大混乱 ■斎藤 尚登 24 貿易不振 産業構造はまだ開発途上国型 ■真家 陽一 26 過剰設備...
View Article週刊エコノミスト 2017年2月21日号
特別定価:670円 発売日:2月13日 目次を見る 2017 中国ショック ◇激烈! 米中チキンレース ◇報復合戦の泥沼化リスク 中国が、トランプ米新政権に大きく揺さぶられようとしている。...
View Article経営者:編集長インタビュー 宮下直人 総合車両製作所社長
◇ステンレス車両の先駆けとして進化させる Interviewer 金山隆一(本誌編集長) ── 会社の成り立ちから教えてください。 宮下...
View Article2017年2月21日号 購入案内
『週刊エコノミスト』2017年2月21日号 目次を見る 特別定価:670円 発売日:2017年2月13日 ◇ネット書店で雑誌を購入する // ◇電子版を購入する //
View Article目次 2017年2月28日号
CONTENTS 弁護士vs会計士 司法書士 20 聖域失い敵陣で戦うサムライ業 ■酒井 雅浩/稲留 正英/黒崎 亜弓 第1部 弁護士 22 最新版 弁護士ランキング 23 スター弁護士の仕事術 岩倉 正和 TMI総合法律事務所/大野 聖二 大野総合法律事務所 25 法律事務所ランキング チェンバース&パートナーズランキング 26 成長著しい企業法務が花形 海外進出巡りわかれる戦略 ■酒井...
View Article週刊エコノミスト 2017年2月28日号
特別定価:670円 発売日:2017年2月20日 目次を見る 弁護士 VS 会計士 司法書士 弁護士、公認会計士、司法書士は、難関国家資格の 「士(さむらい)業」の代表格だ。司法制度改革後に右肩上がりで増えた結果、同じ資格同士だけでなく、隣接士業の仕事を食い合う仁義なき戦いを繰り広げる。 弁護士は従来の民事・刑事から、企業の経済活動に伴う「企業法務」に勢力を拡大した。企業・経済の成...
View Article経営者:編集長インタビュー 丸山寿 日立化成社長
◇高機能材料ベースに1兆円企業へ Interviewer 金山隆一(本誌編集長) ── 日立化成はどんな会社ですか。 丸山 1912年に日立製作所がモーター用の絶縁ワニス(電気の流れを遮る樹脂)を作ったのが当社の始まりで、62年に分離独立しました。一言で言えば、樹脂を混ぜたり、貼ったり、塗ったり、ひっぱったりして材料を作っている会社です。 ── どんな製品がありますか。 丸山...
View Article特集:弁護士vs会計士 司法書士 2017年2月28日号
特集:弁護士vs会計士・司法書士 聖域失い敵陣で戦うサムライ業 弁護士、公認会計士、司法書士は、難関国家資格の「士(さむらい)業」の代表格だ。司法制度改革後に右肩上がりで増えた結果、同じ資格同士だけでなく、隣接士業の仕事を食い合う仁義なき戦いを繰り広げる。...
View Article「過払いバブル」の余波 弁護士 vs 司法書士
「払い過ぎたお金が戻ってくる可能性があります」──。こんなCMやチラシは見慣れたものになった。2006年に改正貸金業法が成立し、貸し付けの上限金利は年29・2%から年15~20%に引き下げられた。同年の最高裁判決により、それまで借り手が支払った利息の差の「過払い」分について、貸金業者は請求されると返還しなければならなくなった。...
View Article有罪率99%の日本 刑事弁護にネットで簡単アクセス
「無罪推定」とはいうものの 男性会社員のAさんは、毎朝通勤で満員電車に揺られる。ある朝、会社の最寄り駅で電車を降りると、女子高校生が自分を指差し、大声で叫んだ。「あの人、痴漢です!」。周囲を乗客に取り囲まれ、駅員が駆けつけてくる。まったく身に覚えがないが、毎日利用する駅でもめ事は避けたい。「とりあえず、こちらで話を」と駅員にうながされるまま、部屋に入った。...
View Articleトランプ時代のFRB新体制 蠢く「イエレン後」の幹部人事
Bloomberg 井上哲也(野村総合研究所金融ITイノベーション研究部長 トランプ大統領と共和党が支配する連邦議会は、米国の中央銀行である米連邦準備制度理事会(FRB)の議長・副議長を含む理事を大きく入れ替えることが可能という稀有(けう)な立場にある。...
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