【官邸の狙い】安倍内閣支持率 2016年5月3・10日合併号
◇経済政策で浮揚 ◇政治政策で下降 鷲尾香一(金融ジャーナリスト) 安倍政権の支持率の推移をたどると、おおむね経済政策を打ち出した時は支持率上昇、政治政策の時は支持率下降の傾向がある。ただ、アベノミクスの効力も薄れつつあり、今後予想される経済対策や消費税増税の扱いが伝家の宝刀の切れ味を発揮できるかは疑問である。 ◇発足時は支持率52%...
View Article【官邸の狙い】予想される経済対策 2016年5月3・10日合併号
◇景気対策 最低6兆円は必要 永濱利廣(第一生命経済研究所首席エコノミスト) 政府は足元のマーケットの混乱や世界経済の減速に対応すべく、5月26~27日に開催が予定されている主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)前に経済対策をまとめるとみられている。...
View Article財政危機 借金1000兆円が消えるって、なぜ? 2016年5月3・10日合併号
◇マーケットは納得しない? インタビュー 高橋洋一(嘉悦大学教授) ── 「国の借金1000兆円」という現実は日本に明るい将来はないという思いにさせる。しかし、高橋さんはその借金が消えると言っているがどういうことなのか。 ── 日銀は独立性が尊重されているから一体として見ることはできないのでは? 高橋...
View Article【官邸の狙い】「待機児童ゼロ」で解決と思うな 2016年5月3・10日合併号
保育所入所不可の通知を見つめる母親 ◇保育の「質」軽視 池本美香 (日本総合研究所調査部主任研究員) 待機児童対策は参院選の選挙対策の目玉のひとつになると見られている。...
View Articleエコノミストリポート:火星への人類移住 破壊と創造の男 世界を変えるイーロン・マスク 2016年5月3・10日合併号
イーロン・マスク Bloomberg ◇「いずれ人類は地球以外の惑星に住まなくてはいけなくなる」 (『史上最強のCEO イーロン・マスクの戦い』竹内一正著、PHPビジネス新書29ページ) ◇「(ロケット材料は)総コストのたった2%程度でしかなかった」(同書31ページ) 竹内一正(オフィス・ケイ代表)...
View Article特集:人工知能の破壊と創造 グーグルが自動運転をやめる日 2016年5月17日号
◇開発をリードするグーグル ◇撤退なら自動運転ブーム鎮静化 桃田健史 (自動車評論家) グーグルが開発中の自動運転車「グーグルカー」は、道路状況を認識しながら運転を学習する人工能(AI)を搭載したコンピューターが、ドライバーに代わって運転し目的地まで運ぶクルマだ。...
View Article特集:AIの破壊と創造 事例編 囲碁 2016年5月17日号
◇AI活用の最前線 ◇深層学習でプロの「直観」獲得 伊藤毅志 (電気通信大学情報理工学研究科助教) グーグル傘下の企業が開発した人工知能(AI)囲碁プログラム「アルファ碁」が3月、世界トップレベルのプロ棋士、李世乭(イセドル)九段に4勝1敗と勝ち越した。快挙を成し遂げる直前の1月末にグーグルのグループが発表した論文から、その強さの秘密をひもとこう。 ◇人の脳を模倣...
View ArticleワシントンDC 2016年5月17日号
新たな規制強化策の導入を発表するオバマ大統領 Bloomberg ◇進む租税回避地の規制強化 ◇オバマ氏は制度改正に意欲 会川 晴之 (毎日新聞北米総局長)...
View Article第34回 福島後の未来をつくる:磯部達 みやまスマートエネルギー代表取締役 2016年5月17日号
◇いそべ・たつし 1959年大津市生まれ、1981年同志社大学卒業後、松下電工(現パナソニック)に入社。サイアム松下(タイ)取締役、住建事業戦略部長、システム設備事業統括部長などを経て、2015年3月、みやまスマートエネルギー代表取締役に就任。 ◇地域エネ構築し地方創生 ◇自営送電線も構築する...
View Article経営者:編集長インタビュー 林野宏クレディセゾン社長 2016年5月17日号
◇アジアのネオファイナンス企業を目指す 流通系カード会社の首位を走るクレディセゾン。2015年3月期の営業収益は2590億円、16年3月期の予想は2730億円。近年は、フィンテック(金融とITの融合)にも積極的だ。 ── 他のカード会社との違いは。 林野 クレジットカード会社を銀行系、流通系、信販系と分けると、クレディセゾンは流通系カード会社を確立させたと言えます。...
View Article特集:人工知能の破壊と創造 Q&Aでわかる! AIとIoTの基礎 2016年5月17日号
◇センサーとクラウドの進化で機熟す ◇傍観すれば世界から取り残される 尾木蔵人 (三菱UFJリサーチ&コンサルティング国際営業部副部長) Q AI、IoTとは何か。 A AIは、処理能力の高いスーパーコンピューター上で動くソフトウエアで、推論や学習といった人間の脳の働きをコンピューターで実現しようとする技術を指す。...
View Article特集:AIの破壊と創造 2016年5月17日号
◇深層学習で激変するビジネス ◇「AI大国」へ正念場の日本 大堀達也/池田正史(編集部) 人間に代わり知的労働を行う「人工知能(AI)」が、ビジネスの現場を一変させようとしている。AIの革新的な技術の登場で、劇的に汎用性が高まったAIを、企業が本格的に活用し始めた。その最先端事例が日本にある。...
View Article激白!「津賀改革」5年目の挑戦 2016年5月17日号
インタビュー パナソニック 津賀 一宏 社長 ◇10兆円の旗はいさぎよく降ろした。 ◇失敗だったが必ず次につながる」 ── 売り上げ10兆円目標を撤回した理由は何か。...
View Article目次 2016年5月17日号
週刊エコノミスト目次:5月17日号 ◇CONTENTS 第1特集:人工知能AIの破壊と創造 18 深層学習で激変するビジネス 「AI大国」へ正念場の日本 ■大堀 達也/池田 正史 20 インタビュー 松尾 豊「日本はモノづくり系AIで勝負すべき」 22 人工知能(AI)に強い注目の上場企業35社 ■編集部/監修=比屋根 一雄 23 デジタル時代に求められる最高デジタル責任者(CDO)...
View Article週刊エコノミスト 2016年5月17日号
定価:620円(税込) 発売日:2016年5月9日 目次を見る 特集:AIの破壊と創造 ◇深層学習で激変するビジネス ◇「AI大国」へ正念場の日本 大堀達也/池田正史 (編集部)...
View Article目次 2016年5月24日特大号
◇CONTENTS パナマ文書 ずるい税金逃れ 20 富裕層と大企業の戦々恐々 ■谷口 健/藤沢 壮 22 タックスヘイブンを利用する日本企業一覧 ■編集部 24 地図で読み解く 資産規模はケイマン諸島が突出 ■編集部 26 Q&Aでゼロから学ぶタックスヘイブン■谷口 健/藤沢 壮 28 富裕層はこう節税している ■荒川 雄一 29 プライベートバンクの実像 ■米田 隆 31...
View ArticleワシントンDC 2016年5月24日特大号
連邦最高裁は保守派とリベラル派の戦いの場でもある Bloomberg ◇非有権者も入れて選挙区割り ◇最高裁が移民に寛容な判断 堂ノ脇伸 (米州住友商事会社ワシントン事務所長) 米連邦下院議会の議員は、誰の声を代表するのか。 連邦最高裁で4月4日、有権者だけでなく、全ての人口を考慮して、選挙区を区割りすることが公正との判決が下された。長年にわたって堅持されている“One...
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